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5.1 設計変更のしやすさの重要性

5.1 設計変更のしやすさの重要性

API は何らかのアプリケーションのインターフェースとしての役割を持つ。
アプリケーションは機能の追加やバグの修正等で常に変化するため、API の変更は避けることができない。

5.1.1 外部に公開している API の場合

LSUDs の場合。
大きな仕様変更は API を利用している外部ユーザーやサービスに大きな影響を与える。
結果として API の利用をやめる可能性がある。

5.1.2 モバイルアプリケーション向け API の場合

SSKDs の場合。
外部に公開している場合に比べれば、利用しているのは自分が公開したモバイルアプリケーションのみなので影響は少ない。
ただし、モバイルアプリケーションのアップデートはユーザーが自分でアップデートをする必要がある場合がほとんど。そのため API の変更内容によっては古いクライアントを利用しているユーザーが使えなくなる可能性がある。

5.1.3 ウェブサービス上で使っている API の場合

API の変更もクライアント側の変更も自分たちのタイミングで実施ができるため、上 2 つに比べれば影響は少ない。
ブラウザキャッシュの問題は残る。

Note

一度公開した Web API の仕様変更はいずれにせよ何らかの問題が発生する危険性がある。